日本の外国人支援事情

「在留資格」の不条理を追いかけるジャーナリスト

東川町の実験 北海道東川町は、日本で初めて公立日本語学校を設置し、外国人住民の誘致による地元活性化に取り組んでいる自治体である。町立日本語学校は小学校の旧校舎を利用して2015年に設置されたが、それ以前の2009年から町の事業として海外か...
ブックガイド

第9回ブックガイド 入管制度の痛みを共有する

織田朝日『となりの難民 日本が認めない99%の人たちのSOS』旬報社 2019 中島京子『やさしい猫』中央公論社2021 どちらも日本人女性によって書かれた、日本国内にいて身分が不安定な外国人についての本である。①は筆者...
外国人が受診できる道筋を整えよう

「佐賀方式」の謎 ~国際交流協会の潜在力をフルに発揮できるのはなぜか~

新型コロナ感染症流行下で、各地の国際交流協会はそれぞれに工夫を凝らして外国人の新型コロナに関わる不安の相談、医療アクセス支援などを行っている。とはいえ、国際交流協会や外国人ワンストップセンターが、本来期待されるほどにはその機能を果たせていな...
日本の外国人支援事情

群馬県から日本とベトナムをつなぐ山本雄次氏

群馬県は、国内でも有数の外国人集住地域である。同県は、「多文化共生・共創県ぐんま」を提案し、国籍や民族等にかかわらず誰もが幸福を感じることのできる社会の実現を目指している。 群馬県伊勢崎市で人材派遣業など幅広く活躍する、株式会社DS ...
外国人の日常生活を知ろう

コラム:責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)

 JICAとASSCが主体となって設立された「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」は2020年11年の設立から間もなく一年になる。この団体がユニークなのは、第一に「途上国に対する開発協力」を主たる業務とする国際協...
世界の保健医療アクセス事情

MINNAオンライン連続講座のお知らせ

【第1回】外国人に対するワクチン接種支援 2021年11月2日(火)18:30~19:30 こちらのリンクからお申込みください。
外国人の日常生活を知ろう

日本に住む難民の妊娠・出産支援から 難民問題を考える

妊娠・出産は、十人十色で多様です。女性が子供を産み、新しい家族の形を再構成していく、ダイナミックなライフイベントです。助産師は、女性やパートナーのこれまでの生活、つくりたい家族、なりたい未来に耳を傾けて、妊娠から出産までの期間に伴走する存在...
ブックガイド

第8回ブックガイド 知られざる外国人労働者の問題

出井康博 ①『ルポ日本絶望工場』講談社+α新書2016 出井康博 ②『移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線』角川新書2019 出井康博氏は、外国人労働者問題を幅広く取材しているジャーナリストである。2016年に書...
世界の保健医療アクセス事情

第3回 風が吹けば桶屋が儲かる!? ~アマゾンの先住民族と熱帯雨林、新型コロナワクチン、食糧問題の意外なつながり~

2021年5月、アマゾンの先住民族に新型コロナワクチンを届けるため、NGOとパラ連邦大学の医師、看護師、ボランティアから成るチームが結成されました1。地球の裏側で結成されたこのチームが、私たちの生活にどう繋がっているか、少し考察してみたいと...
ブックガイド

第7回ブックガイド 日本に生きる外国人の知られざる日常を知る

①室橋裕和『日本の異国~在日外国人の知られざる日常』晶文社 光文社新書2019 ②室橋裕和『ルポ新大久保~移民最前線都市を歩く』辰巳出版 2020 室橋裕和氏は、バンコクに住んで東南アジア在住日本人向けの情報誌発行に携わ...
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